



現在治療が込み合っているため、WEBおよびLINEからの「治療」のご予約は「治療の続きの方」のみ受け付けております。
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なお、虫歯予防・メンテナンス・検診・歯のクリーニングはこれまでどおりWEBおよびLINEからご予約いただけます。
まつば藤城歯科医院の院長に就任して15年以上、診療のある日は1日も休むことなく、日々医療技術を磨いてきました。
その積み重ねの結果、患者さんから信頼していただける医院となり、治療や予防を通じて患者さんの健康に深く関わることができるようになりました。
私が尊敬していた祖父(市内で内科医として活躍)の姿から学んだのは、「医療人として患者のために、自分の才能・知識・技術を人のために生かすこと」です。
諦めそうになったことも何度もありましたが、この思いを胸に前進を続けてきた結果が、今の医院につながっていると考えています。
二つ目の理念「職員の笑顔」は、理事長の立場から見れば「職員の生活を守ること」を意味します。
コロナ禍では訪問診療を中心に大きな影響を受けましたが、それでも15年間、給与と年2回の賞与を欠かさず支給してきました。
また、生産性の向上や環境整備、設備投資に力を注ぎ、法人全体で30名以上の職員の給与水準を引き上げることを実現しました。
さらに、
- 有休・連休取得制度の整備
- 勤務時間の短縮
- 疲労をためず健康を守る働き方
といった改革を進め、やりがいを持って働ける環境を整えてきました。
父の代では家族経営でしたが、私は医院を「地域社会における小企業のひとつ」と捉え、社員の生活を守るためには強い組織体制を敷くことが必要だと考えました。
その体制のおかげで、コロナ禍の診療制限や人手不足を乗り越え、現在も多くの職員が日々成長し活躍しています。
三つ目の理念「地域の発展」については、日々の理念の復唱の中で何度も立ち止まって考えてきました。
地域の発展とは、我々が地域の見本となる職場をつくり、通りの美観や雰囲気を明るくすることでもあると考えています。
私が小学生の頃、現在の「こども未来館ここにこ」には旧豊橋市民病院があり、その周辺は多くの人で賑わっていました。
一方、20代の頃に修行した宮崎県日南市では、夕方には商店街がシャッター街となり、元気を失った街の姿を目の当たりにしました。
その経験から、自分の医院の周囲が寂れていくのを見たときに「地域を活気づけたい」という思いが芽生えました。
そこで、微力ながらイベントや寄付、ボランティア活動を続け、人が集まり住み続けられる街にしたいと努めてきました。
その思いが形となり今も残っているのが、当院1階に設けた『まつばスタジオ』です。
今後は社員教育の一環としても地域活動を推進し、まずは私自身が先頭に立って、早朝の公園や繁華街の清掃活動を継続していきたいと考えています。
理事長 藤城 直也